イヤホン内蔵のHUAWEI WATCH Budsをレビュー

普段、スマートウォッチを使っているとイヤホンを使う機会も多くなりました。スマートウォッチ自体に音楽が入れられるのでスマホに比べてバッテリーが減りにくいのが嬉しいです。

今回レポートするのはイヤホン付きのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」です。HUAWEI様から借りて実際に使いました。
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イヤホン付きスマートウォッチ

HUAWEIのホームページでイヤホン付きのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」の情報が出ました。イヤホン付きのスマートウォッチとはどんなの?文字通りスマートウォッチにイヤホンが付いています。

HUAWEI WATCH Budsの箱です。全体がブラックで高級感があります。

箱を上に持ち上げます。箱を開けるとHUAWEI WATCH Budsが入っています。(文字盤の下は部屋の中が映りこんでしまったので一部消しました。)

HUAWEI WATCH Budsを取り出すとこんな感じです。
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HUAWEI WATCH Budsの外観

HUAWEI WATCH Budsはに似ています。HUAWEI WATCH 3似た感じです。文字盤のサイズは同じ1.43インチです。

ペアリングした後のホーム画面です。

腕に着けた感じです。ホーム画面にはイヤホンのバッテリーの情報もあります。(文字盤の種類によって表示できるのと出来ないのがあります。)

文字盤のこちらのボタンを奥に押すと文字盤が上がります。

文字盤を開いたときのアニメーションがカッコいいです。

文字盤は少し浮き上がるだけなのでその後は指で押し上げて文字盤を開きます

蓋が開いていると閉まっていることを確認してくださいと表示されます。ただ開けてから表示されるまでの時間が短いです。

スマートウォッチの中にワイヤレスイヤホンが入っています。磁石でくっ付いているのですぐ取れます。

HUAWEI WATCH Budsを充電した状態です。厚さは 14.99 mmです。かなり厚いと思いましたがHUAWEI WATCH 3の厚さは12.15 mmなので2.84mm厚くなっただけのような感じも

HUAWEI WATCH 3は無いのでHUAWEI WATCH GT Cyberと厚さを比べてみました。

cyberの厚さは10,2 mmなのでそれから見ると厚いのが分かります。

重さはベルト含まない重さが約66.5gと重いです。HUAWEIのGTシリーズを着けているので実際に着けた感じは気にならないです。ただ普段、時計をしてなかったり軽いスマートウォッチを着けている人にとっては重く感じられるかも。

裏側です。充電器に置いてこちらから充電します。

ベルト交換が出来ます。バンドの所にある金具をスライドして上に上げると簡単に外せます。

外した後の状態です。

文字盤の種類によってはホーム画面の機能を変更できます。

こちらの文字盤では2つの機能が自由に選べます。

変更したい機能をタップすると選択画面が出ます。

この文字盤ではカロリー・歩数・バッテリー・運動時間・心拍数・ストレス・活動が選択できます。スマートウォッチとイヤホンが一緒になっています。文字だけだと玩具のような感じもしますが実際に触れるとカッコいいです。イヤホンを取り出すときの文字盤が特にカッコいいです。
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HUAWEI WATCH Budsを使う前と使ってのイメージ

使う前のイメージはこんな感じでした。

スマートウォッチとワイヤレスイヤホンが一緒なのでどのくらいの機能が搭載されているか気になっていました。また一緒になっている分、重いのでは?イヤホンの出し入れもどうなっているのか気になりました。

実際にHUAWEI WATCH Budsを使って

実際に、HUAWEI WATCH Budsに触れると高級感あふれるデザインで他のスマートウォッチに比べて一部機能が付いてないのもありますが他のスマートウォッチと同じくらい便利です。

イヤホンの取り出しはかっこよく蓋が開いてマグネット式で取り外しができるので便利でした。

特に外出先や電車の中で音楽を聴いたり動画を観たりするときにイヤホンがどこにあるか探さなくていいのは便利です。

HUAWEI WATCH Budsはどんな人向け?

スマートウォッチとイヤホンが一緒になったHUAWEI WATCH Budsです。イヤホンケースから取り出さなくていいので普段からイヤホンを使っている人にお勧めです。スマートウォッチはマイク・スピーカーが非対応になっています。しかしタイマーやアラームは振動で教えてくれるので他のスマートウォッチと同じような感覚で使えます。

実際に使ってどんな人に向いているのか?音楽を聴きながら運動する人です。

スマートウォッチとイヤホンが別々だとポケットにイヤホンケースを入れる必要があります。運動している時に邪魔になったり違和感があったりします。またイヤホンケースを持たない場合、外したときにイヤホンが行方不明になる恐れも。

その為、音楽を聴きながらウォーキングやランニングなど運動する人にぴったりの製品です。

また電車の中などで動画を観たりする人にもお勧めです。

混んでいる電車の中でポケットやカバンの中からイヤホンを探したり取り出したりしないで済みます。またイヤホンケースを持ち運ばなくていいので荷物が減ります。

HUAWEI WATCH Budsのメリットデメリットは?

メリット

  • スマートウォッチとワイヤレスイヤホンが一つになっている
  • スマートウォッチが開くので目立ってカッコいい。
  • 機能の設定が出来る文字盤がある。
  • スマートウォッチでイヤホンの設定が出来る。
  • イヤホンケースが要らないのですぐにイヤホンを取り出せる。

デメリット

  • スマートウォッチ単体でスピーカーやマイクが非対応
  • 完全防水では無いので水泳やダイビングなどで利用できない。
  • バッテリーの持ちが通常利用で3日間と他のHUAWEIのスマートウォッチに比べて短い
  • スマートウォッチとイヤホンが一緒なのでその分重い

イヤホンの機能は?

ノイズキャンセリング機能が付いているので周りが騒がしい電車などでも快適に利用できます。イヤホンは2つとも同じ形なのでどちらの耳に入れても大丈夫なのが便利です。ジェスチャー機能ではダブルタップと3回タップが使えます。音量の上下が出来ないのが残念です。

ノイズコントロール・EQ効果・左右の自動切換え・イヤホンを探す機能

HUAWEIヘルスケアでの設定も出来ます。

ノイズコントロール・音質と効果・ジェスチャー・イヤホンの検索・イヤーチップの適合テスト・装着検出・低オーディオ遅延・左右の自動切換え・音声のクリア

設定はスマートウォッチからイヤホンを取り出さないと出来ないです。

スマホからの設定がスマートウォッチ・イヤホン同じアプリで設定できるのは嬉しいです。またスマートウォッチからもイヤホンの設定が出来ます。

通常、スマートウォッチはHUAWEIヘルスケア、イヤホンはHUAWEI AI Lifeのアプリでします。

イヤホンは複数のデバイスで使える

イヤホンはスマートウォッチと繋げたスマホだけかなと思いましたが複数のデバイスで利用できました。HUAWEI WATCH Budsは常時接続していて他は一つ使えます。

HUAWEI WATCH Budsのイヤホンは他のイヤホンに比べて小型なのでちょっとしたことでも福江不明になりそうで不安です。探す機能があるので安心してイヤホンを使えます。

スマホとタブレットを繋いでいますが使うときにどちらを使うか選択します。

イヤホンを探す機能が便利

HUAWEI WATCH Budsにはイヤホンが探す機能が付いています。イヤホンは小型なので無くしそうで不安ですがイヤホンを探す機能が付いているので安心です。

スマホとイヤホンが探せます。

HUAWEI WATCH Budsからイヤホンの音が出せるので探せます。またスマホのHUAWEIヘルスケアからも音が出せます。

健康管理

呼吸や心拍数やストレスや睡眠がチェックできます。スマートウォッチでデータ見られますがHUAWEIヘルスケアでは細かいデータがチェックできます。

ワークアウト

HUAWEI WATCH Budsには運動管理が出来るワークアウト機能があります。

屋外ランニング・屋内ランニング・屋外ウォーキング・屋内ウォーキングなどの運動管理があります。ワークアウトした後のデータはHUAWEIヘルスケアで詳細なデータが見られます。

HUAWEI WATCH Budsは完全防水で無いので水泳など水に入るワークアウトは入っていないです。

ワークアウト中の音楽について

ワークアウト中はワークアウトの画面と音楽再生の画面だけが見られます。ークアウトを始める前から聴いていた音楽はワークアウト終了しても音楽が流れますがワークアウトを始めてから聴いた音楽はワークアウトを終了すると音楽の再生も止まりました。

イヤホンを着けている時、ワークアウトをスタートする時にイヤホンからスタートワークアウトのアナウンスが流れます。

HUAWEI WATCH BudsとHUAWEI WATCH GT Cyberの設定画面

イヤホン付きのスマートウォッチなので設定画面はどうなっているのか?気になったので調べました。

イヤホン付きなのでイヤホンの管理があります。イヤホンの設定はイヤホンを取り出している時だけ設定が出来るので取り出していない時は操作できません。

その他、HUAWEI WATCH Budsではバッテリーがあります。中をチェックすると省電力があります。設定しているとスマートウォッチを電源に繋いでいる時しかイヤホンは充電されないようになります。

cyberには設定がテーマがあります。cyberはフレームが着せ替え出来るスマートウォッチなのでそのフレームに合わせたテーマを設定できます。

budsの設定画面 cyberの設定画面
イヤホンの管理 Bluetooth
Bluetooth 文字盤とホーム
文字盤とホーム テーマ
カスタムカード カスタムカード
ディスプレイと画面の明るさ ディスプレイと画面の明るさ
サウンドとバイブレーション サウンドとバイブレーション
PIN PIN
権限マネージャー 権限マネージャー
バッテリー ユーザー補助
ユーザー補助 運動の設定
運動の設定 システムと更新
システムと更新 デバイス情報
デバイス情報

GT3シリーズとの違い

主な機能の違いをまとめました。

スマートウォッチから音が出ない
スマートウォッチにマイクは非対応
皮膚温が測れない
機能ボタンが無い
リューズは押すだけ
完全防水でない

私自身は機能ボタンが無いのは残念ですがGT Cyberにも付いていないので無くても大丈夫です。マイク・スピーカーが非対応なので通話が出来ないので通話で使いたい場合は難しいかも。

Cyberとの画面の違い

ホーム画面を下にスライドすると設定などの画面が出てきます。

cyberだと設定ボタンが上にあります。またcyberには水分を排出と懐中電灯とロック画面のボタンがあります。

HUAWEI WATCH Budsにしかないボタンはノイズキャンセリングのボタンとイヤホンのボタンです。

HUAWEI WATCH Budsではイヤホンの操作がスマートウォッチで出来るのは凄く便利です。

IOSとandroidのHUAWEIヘルスケアの違い

HUAWEI WATCH BudsはHUAWEIヘルスケアで管理します。HUAWEIのスマートウォッチを管理するアプリです。

IOS android

HUAWEI WATCH Budsの画面です。

HUAWEI WATCH Budsの画面です。

IOSで音楽は入れられませんがandroidでインストールすればIOSでも音楽の再生は出来ます。

androidの方が機能が多いです。

IOSにはない健康モニタリング、音楽、AppGallery、Wallet、クイック返信、トラブルシューティングがあります。クイック返信はSMSなどであらかじめ用意したテンプレートから返信することが出来ます。

HUAWEIのスマートウォッチってどう?

HUAWEIって外国の会社だけどイメージが無い。周りに使っている人がいない方もいるかもしれません。最近、スマートウォッチやワイヤレスイヤホンが多く販売され家電量販店などでも多くHUAWEIの製品が展示されています。

HUAWEIのスマートウォッチの特長としてはバッテリーが長持ちなのでポイントです。スマートフォンを毎日充電する方は多いかと思います。毎日の充電は面倒です。スマートウォッチも同じように毎日だと面倒です。それがHUAWEIのスマートウォッチだと1度の充電で1週間から2週間のロングバッテリーの製品が多いです。ただHUAWEI WATCH Budsは通常利用で3日間と短いですが他のメーカーのスマートウォッチに比べると長く持ちます。

また健康管理や運動管理も充実してデータを家族と共有できるので離れて暮らす家族の健康管理なども出来ます。(共有するデータは選択できます。)

HUAWEIの製品を使ったことが無いから選択肢から外すのは勿体ないです。家電量販店のスマートウォッチ売場に展示されているので実際に触れて欲しいです。その上で自分にあっているのかどうか判断してHUAWEIの製品を選択肢の対象にして欲しいです。
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HUAWEI WATCH Budsのスペックは?

スマートウォッチ単体で見ると物足りないです。HUAWEI WATCH Budsはスマートウォッチとイヤホン両方使いのがお勧めです。

HUAWEI WATCH Budsのスペック
サイズ

ウォッチ
イヤホン
イヤーチップ

47 mm × 47.5 mm × 14.99 mm
21.8 mm × 10.3 mm × 10.3 mm
L、M、S(Mサイズは本体イヤホンに付属)
手首サイズ 140-210 mm
重さ 約66.5 g(ベルト含まず)
イヤホン単体の質量
約4 g(Mサイズのイヤーチップを含む)
ディスプレイ 1.43インチAMOLED カラースクリーン
解像度466 × 466, PPI 326
材質 ステンレススチール
ストラップ 22 mmレザーベルト
センサー 6軸慣性センサー(加速度センサー、ジャイロセンサー)、光学式心拍センサー5.0、環境光センサー、ホールセンサー、静電容量センサー、骨伝導コンポーネント(VACC)。
*VACCは骨伝導コンポーネントで、目覚まし音声や通話ノイズキャンセリングのために使用されます。
ボタン リューズ(押す動作はサポートしますが、拡大・縮小やリストのスクロールなど、回転に基づくインタラクションはサポートしません)

カバーオープニングボタン

充電端子 ワイヤレス充電対応
対応OS Android 7.0以降、EMUI 12.0以降、 iOS 9.0以降
防水 イヤホンはIP54に対応しています。ポップアップディスプレーの開閉時にはイヤホンを収納する場所に水が入らないようにしてください。

*通常の環境下での防滴・防塵・防水性能は備えていますが、プロレベルの防水性能ではありません。防滴・防塵・防水性能は永久的なものではなく、日常的な磨耗により性能が低下することがあります。湿気の多い環境での充電はお避けください。液体による損傷は保証の対象外です。

通信規格 GPS対応
NFC対応
BluetoothR対応
動作環境 0°C ~ 35°C
充電 9V/2A
バッテリー持続時間 通常使用の場合約3日間
フル充電したイヤホンの使用時間ノイズキャンセリング機能OFF:音楽再生約4.0時間/通話約2.5時間ノイズキャンセリング機能ON:音楽再生約3.0時間/通話約2.0時間*約3日間のバッテリー使用について、スマートウォッチがスマートフォンとペアリングし、毎日30分間の通話、120分間の音楽再生、心拍数モニタリングの有効化、TruSleep?のスリープの有効化、ストレス測定の有効化、毎週180分間のワークアウト(GPSの有効化)、メッセージ通知の有効化(1日50SMSメッセージ、6コール、3アラーム)、画面を一日30分間点灯した場合です。**音楽再生時間について、AACモードで50%の音量で音楽を再生する場合です。***通話時間について、騒音の少ない場所では、通話音量は50%に設定される場合です。
マイク
スマートウォッチ 非対応
イヤホン 対応
スピーカー
スマートウォッチ 非対応
イヤホン 対応
付属品 イヤーチップ×2(Lサイズ・Sサイズ各1セット、Mサイズは本体イヤホンに付属)
充電クレードル付きUSBケーブル×1
クイックスタートガイド×1

ヘルスケアコミュニティで共有しよう!

ヘルスケアコミュニティではスマートウォッチの健康や運動の情報を共有できます。

離れて暮らす家族や友達などと共有すれば健康や運動のモチベーションアップも出来ます。HUAWEIのスマートウォッチは軽くてバッテリーが長持ちするものもあるので充電が面倒だったりする人にも向いています。

HUAWEIヘルスケアのアプリの中で共有が出来ます。

共有できるデータは歩数・運動記録・睡眠の質と時間・就寝/起床時間・ストレス・Healthy Living・血圧・体重・血中酸素・心拍数です。

血圧も共有できますがスマートウォッチでは測れないです。

睡眠の質と時間・就寝/起床時間がチェックできるので離れて暮らす子供の健康管理にも役立ちます。また離れて暮らす両親の健康管理や運動管理もできます。これらの情報は共有したい情報を選択できます。共有したくない情報は共有しないように設定できます。

共有するにはHUAWEIのスマートウォッチが必要です。

料金・発売日は?

HUAWEIのホームページに発売日・料金はまだ出ていません。クラウドファンディングのページでは71,280円になっています。発売日に関しては情報は出ていませんがホームページが公開されているのでそろそろ発売日、発売価格の情報が出るのではと思っています。

発売に合わせてお得に買えるキャンペーンもあるかもしれないので定期的にHUAWEIのホームページをチェックしておくといいです。
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まとめ

HUAWEI WATCH Budsはイヤホンとスマートウォッチが一緒の分、重たいですがデザインは高級感があり機能も充実しています。イヤホンと一緒になっている分、イヤホンを簡単に出し入れできるのが便利です。

イヤホンをしないと通話できない部分もありますが使わない人にとっては気にならないかなと思っています。まだ発売されていないので直接、確認できませんが販売した時には家電量販店などで「HUAWEI WATCH Buds」を実際に触れて体験してください。

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